【特集 造影剤腎症】
(座談会)造影剤腎症
掲載誌
Nephrology Frontier
Vol.12 No.3 12-20,
2013
著者名
柏原 直樹
/
今井圓裕
/
青沼和隆
/
林 宏光
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
腎臓
診療科目
循環器内科
/
腎臓内科
/
泌尿器科
/
放射線科
媒体
Nephrology Frontier
薬剤性腎障害の研究は腎疾患の治療・研究を進める上での大きな柱の1つであるが, そのなかでも造影剤腎症に関しては未だ定義が明確ではなかった. 今号では, 我が国で初となる造影剤腎症に関するガイドラインの作成に関わられた先生方にお集まりいただき, 作成の経緯や意義, 今後の課題などについて, 様々な観点からのお話を頂戴した. 「I はじめに」[柏原] 本腎臓学会, 日本医学放射線学会, 日本循環器学会の3学会が合同で, 我が国で初となる造影剤腎症に関するガイドラインを作成しました. 本日はこの3学会を代表されてガイドライン作成に携わられた3名の先生に, 作成の経緯や特徴などについて伺っていきたいと思います. 「II ガイドライン作成の経緯と意義」[柏原] ガイドライン作成を発案され, 日本腎臓学会の代表として実際に牽引されました今井先生に, まず作成の経緯についてお話しいただきたいと思います.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。