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“数”と“純度”が勝負の再生医療~組織工学的視点からのアプローチ~
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- 掲載誌
- 再生医療 Vol.9 No.3 903-13, 2010
- 著者名
- 赤池敏宏
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 再生医療
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / 整形外科 / 産婦人科 / 消化器内科 / 形成外科 / 腎臓内科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 眼科 / 血液内科 / 耳鼻咽喉科 / 小児科 / 消化器外科
- 媒体
- 再生医療
iPS細胞登場によるブームを背景にして, 日本再生医療学会総会にここ近年, 2,000人近い参加者をみるに至り, 見掛け上の活動は極めて順調である. 日本組織工学学会との合併効果もあり, わが国の再生医療学会活動にも工学的色彩の強い内容が積極的に取り入れられ, 基礎と臨床, 生化学/細胞生物学と工学・薬学との谷間も少しずつ埋まりつつあるように思われる. しかしながら, 実用化を目指す再生医療研究におけるわが国の危機は, 根深いというのが企画者の最近の実感である. 年間死者3万人を超える重症肝疾患の患者が求める移植用肝臓に替わるバイオ(ハイブリッド)人工肝臓の開発が期待されている. これは20数年, 追求されている古くて新しいテーマである. しかし, この課題に向かう努力は今大きな壁にぶつかっている. その大きな壁の内容は少なくともに3つある. 1つは解剖学的にもそっくりな立体構築や細胞極性に実現が極めて困難なため, 生理的かつ効率的な肝機能の持続的発現が極めて難しいことである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
