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巻頭言
発想の転換,または地道な研究と想像力
“科学における偉大な進歩は,新しい大胆不敵な想像力からもたらされる”(デューイ)
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- 掲載誌
- 再生医療 Vol.9 No.3 903-11, 2010
- 著者名
- 小室 一成
- 記事体裁
- その他 / 全文記事
- 疾患領域
- 循環器 / 再生医療
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科
- 媒体
- 再生医療
改正された臓器移植法が, この7月から施行され, 心臓移植の増加が想定されているが, それでも重症心不全の治療としては不十分であろう. そこで新しい心不全治療法として期待されているものに再生治療があるが, まずは補助人工心臓の話をしたい. 補助人工心臓は, そもそも心臓移植までのつなぎ(bridge use)として登場したが, 機械が進歩し, 現在では, 移植を予定しない患者にも使用されるようになり(destination therapy), 長期生存も可能となっている. 以前は(わが国では現在でも)体外に拍動するポンプが出ており, さらにそれを駆動する大きなバッテリーが付いていた. 患者は退院することは不可能であり, ほとんどベッド上の生活をしいられていた. さらに血栓による脳卒中や感染といった合併症や機械のトラブルも頻繁であった. 一方最近欧米で使用されている補助人工心臓は, 小型化し, 体内埋め込み型となっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
