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総説
細胞を並べる技術
~再生医療研究からの示唆とその応用~

掲載誌
再生医療 Vol.9 No.3 71-82, 2010
著者名
安田賢二
記事体裁
その他 / 全文記事
疾患領域
循環器 / 神経疾患 / 再生医療
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科 / 脳神経外科 / 神経内科
媒体
再生医療

「はじめに」 生命における情報には, ゲノムに基づいた先天的情報と, この先天的情報を補うものとして, 外部環境との相互作用や細胞間の相互作用によって後天的に獲得し保持していく後天的情報がある. 後天的情報は, 単にゲノム上に化学修飾されて記憶されるだけでなく, 蛋白質の量や分布, 細胞集団の集団内の細胞の配置, 構成そしてさらには集団の形状などの形で安定して保持されると考えられる. たとえば, 神経細胞ネットワークでの学習・記憶は神経突起の特性が変わるだけでなく, より長期にみれば細胞が適切な空間配置(ネットワークパターン)を構成することでそのネットワークの中に後天的に情報を蓄え, 神経組織として機能している現象がみられる. このように, 後天的情報の獲得, 保持機構は細胞の集団化による効果が深く関与しており, この効果が細胞レベルから組織レベルへの機能的移行を実現させていると考えられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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