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M-Review
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“数”と“純度”が勝負の再生医療~組織工学的視点からのアプローチ~

Ⅰ.生物・医学サイドからのメッセージ iPS/ES細胞を用いた再生医療の安全性


掲載誌
再生医療 Vol.9 No.3 14-18, 2010
著者名
青井 貴之 / 山中伸弥
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
再生医療
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / 整形外科 / 産婦人科 / 消化器内科 / 形成外科 / 腎臓内科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 眼科 / 血液内科 / 耳鼻咽喉科 / 小児科 / 消化器外科
媒体
再生医療

「はじめに」 iPS/ES細胞は, 種々の難治性疾患に対する再生医療の資源として大きな期待を集めている. この実現のためには, 安全性に関する問題は極めて重要である. ここで注意しなければならないのは, 我々が論じるべきは「iPS/ES細胞を用いた再生医療の安全性」についてであるということである. 言うまでもないが, 未分化状態に維持されたiPS/ES細胞がそのまま移植されることはなく, それらの分化誘導によって得られた何らかの分化細胞が, 従来の治療法では救命し得ない, あるいは著しいQOLの低下の改善が見込めない患者に移植され, その後も継続的に診療が行われるのである. 本稿では, このような枠組みに立脚して議論を展開したい. 「iPS/ES細胞を用いた再生医療は多くのステップから成る」 iPS/ES細胞を用いた再生医療の特徴の1つは, 従来の医療と比べて非常に多くのステップを踏むという点であり, 安全性について論じる際にも, このことに留意し, それぞれのステップについて検討しなければならない.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。