【特集 骨代謝調節の新たな展開】
microRNAによる骨代謝調節
Regulation of bone metabolism by microRNAs
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.27 No.4 65-69, 2013
- 著者名
- 鵜山真紀 / 竹田秀
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 骨・関節 / 小児疾患
- 診療科目
- 整形外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 小児科
- 媒体
- THE BONE
microRNAは, 発生・分化・再生といった高次生命現象に加えて, 遺伝病や癌などの病態にも関与することが知られている. microRNAは骨組織においても発現が認められ, 近年, 骨芽細胞や破骨細胞などにおいてmicroRNAが生理的な作用を有することが明らかにされてきた. また最近では, 関節炎や骨粗鬆症などの骨・軟骨疾患の発症にmicroRNAが関与していることが示され, microRNAによる骨代謝制御の重要性が注目されている. [はじめに] miRNA (microRNA)は19~24塩基からなる小さな一本鎖の機能性RNAとして知られ, 標的とするmRNAに結合し, mRNAの分解を導くか, あるいは標的蛋白質の翻訳を抑制することでその作用を発揮する. 通常, miRNAはヘアピンループ構造をとるpri-miRNA (primary miRNA)としてゲノムから転写された後, RNAase III様酵素であるDroshaやDGCR8 (DiGeorge syndrome critical region 8)から構成されるマイクロプロセッサー複合体の作用により切断を受け, 約70塩基のpre-miRNA (miRNA前駆体)となる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
