本文へ移動
M-Review

【特集 骨代謝調節の新たな展開】

循環性前駆細胞による骨代謝調節

Emerging roles of circulating osteoclast precursors and osteoblast precursors in bone remodeling

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
THE BONE Vol.27 No.4 49-56, 2013
著者名
中道裕子
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 血液 / 骨・関節
診療科目
整形外科 / リウマチ科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 血液内科
媒体
THE BONE

破骨細胞は, 造血系細胞から分化する. 我々は, 破骨細胞への分化が運命付けられた細胞周期が静止した破骨細胞前駆細胞が, 循環血中に存在していることを示した. また最近, 間葉系細胞である骨芽細胞の前駆細胞についても, 循環血中に存在し, 骨形成に関与するという新しい仮説が提唱されている. 本稿ではこれらの説について紹介する. [はじめに] 近年, 造血幹細胞や単球が骨髄より血中へ流出し, 次いで肝臓や脾臓に待機することにより免疫システムを制御する, という説が提唱された1)2)(図1). 単球, マクロファージ, 破骨細胞, 樹状細胞は, 個体発生学的に単核食細胞系(mononuclear phagocyte system: MPS)を構成する3)4). 破骨細胞前駆細胞(cell cycle-arrested quiescent osteoclast precursor: QOP)も循環系に入り, 生体恒常性を維持しているのだろうか?

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介