【特集 骨代謝調節の新たな展開】
活性型ビタミンD₃の骨量増加作用
How dose active vitamin D₃ increase bone mineral density?
掲載誌
THE BONE
Vol.27 No.4 103-108,
2013
著者名
竹内 靖博
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
/
骨・関節
診療科目
一般内科
/
整形外科
/
リウマチ科
/
産婦人科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
泌尿器科
/
老年科
/
小児科
媒体
THE BONE
活性型ビタミンD3にはカルシウム代謝改善作用に加えて, 直接的な骨代謝作用があるものと推測されてきた. とりわけ, 新規の活性型ビタミンD3誘導体であるエルデカルシトールは, 動物実験の結果から破骨細胞の形成を阻害して骨吸収を抑制することにより骨量増加をもたらすと報告されている. ヒトでは, アルファカルシドールを対照薬としたエルデカルシトールの臨床試験により, 両者が同程度のカルシウム代謝改善作用を発揮する用量において, エルデカルシトールは骨吸収を有意に抑制することで, アルファカルシドールを上回る骨密度上昇作用および椎体骨折抑制効果を発揮することが明らかにされている. [はじめに] 骨粗鬆症治療においてビタミンDが非常に重要な役割を果たすことは論を俟たない. しかしながら, その関与の仕方は重層的かつ多面的であり, 未解明な点も多く残されている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

