【特集 骨細胞:骨を制御する司令塔】
PTHと骨細胞
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.27 No.3 77-81, 2013
- 著者名
- 福本 誠二
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 骨・関節
- 診療科目
- 整形外科 / 産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 小児科
- 媒体
- THE BONE
近年骨細胞は, 力学負荷の感知に加え, 骨・ミネラル代謝調節に必須の役割を果たすことが明らかにされてきた. PTHは, 骨細胞のRANKLやスクレロスチン発現を介し, 骨吸収や骨形成を調節する. 臨床応用されたPTH製剤の骨形成促進作用の少なくとも一部は, 骨細胞のスクレロスチン産生抑制によるものと考えられる. これに加え, PTHは骨細胞のFGF23産生にも影響を及ぼすことが報告されている. ただし, PTHの骨細胞への作用や作用機序には, 現状でも不明な点が残されている. 「はじめに」骨細胞は, 従来想定されていた力学負荷の感知に加え, スクレロスチンやRANKL, FGF23などのさまざまな分子の発現を介して, 骨・ミネラル代謝を調節することが近年明らかにされてきた. また遺伝子改変動物を用いた検討などにより, 副甲状腺ホルモン(PTH)がこの骨細胞による骨・ミネラル代謝調節機構に作用することも明らかとなった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
