【特集 骨細胞:骨を制御する司令塔】
FGF23によるミネラル制御
掲載誌
THE BONE
Vol.27 No.3 89-93,
2013
著者名
道上 敏美
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
代謝・内分泌
/
腎臓
/
骨・関節
診療科目
一般内科
/
循環器内科
/
整形外科
/
リウマチ科
/
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
泌尿器科
/
老年科
/
小児科
媒体
THE BONE
FGF23は主として骨細胞で産生され, 遠隔臓器で作用を発揮するendocrine FGFである. FGF23のシグナル伝達にはFGF受容体に加えてα-Klothoが必要であり, FGF23は腎臓, 副甲状腺などのα-Klotho発現臓器を標的としてミネラル代謝を制御する. 一方, 心臓はα-Klothoを発現していないが, 最近, FGF23が左心室肥大を惹起し, 心機能を低下させることが報告され, FGF23のα-Klotho非依存的な作用が注目されている. FGF23の産生はさまざまな因子により制御を受け, 鉄の充足状態もFGF23産生に影響を及ぼすことが明らかになってきている. 「はじめに」FGF23(Fibroblast growth factor 23)は腎臓におけるリン酸再吸収およびビタミンDの活性化を抑制するミネラル代謝調節因子であるが, その主たる産生部位は骨細胞である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

