【特集 骨細胞:骨を制御する司令塔】
骨細胞による機械的刺激の感受能について
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.27 No.3 65-70, 2013
- 著者名
- 上岡寛
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 骨・関節
- 診療科目
- 整形外科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
- 媒体
- THE BONE
一見, 静的にみえる骨は, 機械的刺激に応じて変化を遂げている. この機械的刺激のセンサー細胞として, 骨細胞が注目されている. しかしながら, 骨細胞は骨の深くに位置しているために, どのようにして機械的刺激を感知しているのかは明らかでない. そこで, 近年, 生体工学的な試みにより, さまざまな骨細胞での機械的刺激の受容機構が提案され, 骨細胞周囲の体液の流れがその引き金として注目されるようになった. この総説では, これらの説を紹介するとともに, 微細構造解析した骨細管の三次元再構築像からコンピュータシミュレーションにより明らかになった体液の流れについて解説する. 「はじめに」骨の機械的な機能は, 筋肉が十分な力を発揮できるように硬く, 個体が移動することができるようになるべく軽いことである. このような機能を保つために骨は, 外界の力を感じながら絶えずその外形と内部構造を変化させている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
