【特集 骨細胞:骨を制御する司令塔】
骨細胞を標的とした新規治療戦略
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.27 No.3 95-100, 2013
- 著者名
- 遠藤逸朗 / 松本 俊夫
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 骨・関節 / 小児疾患
- 診療科目
- 整形外科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- THE BONE
近年, 骨細胞研究の進歩により骨形成機序における分子標的が多数明らかとなり, 創薬開発が進んでいる. スクレロスチンおよびDkk1はWnt/β-カテニンシグナルの骨における阻害因子であり, これらに対する抗体は骨形成性の新規骨粗鬆症治療薬として期待されている. また, FGF23抗体はFGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症に対する臨床試験が進行している. これらの実用化および臨床成績の蓄積により, 代謝性骨疾患の新たなパラダイムシフトが起こる可能性がある. 「はじめに」近年, 骨細胞が骨ミネラル代謝制御において中心的な役割を担うことが明らかになるとともに, 骨細胞が発現する骨ミネラル代謝制御にかかわる分子およびその作用が明らかとなり, この知見をもとに創薬開発が進んでいる1). 本稿では, これらの分子を標的とした代謝性骨疾患治療薬開発の現況を概説するとともに, 今後期待される治療戦略についても述べる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
