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M-Review
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口腔インプラントと骨

ヒト自己培養骨髄間葉系細胞移植を用いた歯槽骨再生の可能性

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掲載誌
THE BONE Vol.23 No.3 71-77, 2009
著者名
中村美どり / 宇田川信之 / 上松隆司 / 下平滋隆 / 田原 秀晃 / 脇谷 滋之
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
骨・関節 / 再生医療 / その他
診療科目
整形外科 / その他
媒体
THE BONE

患者自身の骨髄間葉系幹細胞を用いた骨・軟骨の再生療法に関しては, すでに細胞培養技術が確立され, 臨床応用が始まっている. 我々の研究グループも, ヒト自己骨髄細胞を培養することにより, 多血小板血漿(PRP)とともにβ-リン酸三カルシウム(βTCP)をキャリアにして, 歯槽骨欠損部位に移植し, 骨増生を図るための臨床研究を開始している. 本稿においては, ヒト自己培養骨髄間葉系細胞移植を用いた歯槽骨再生の可能性について概説したい. 「はじめに」厚生労働省による患者調査概況(平成17年度)1)によると, 総患者数における傷病分類の第1位が「歯および歯の支持組織の疾患」(約986万人)であり, 口腔の機能障害や審美障害を回復する社会的要請が高い. しかしながら, 現在の歯科治療技術においては, これらの障害を回復させることができない症例も多数存在することも事実である. 歯周病は成人の約半数が罹患し, 歯肉の腫脹・出血の他, 歯槽骨の著しい吸収が起こるため, 歯の動揺や喪失により, 発音機能や咀嚼機能の低下を招き, 全身の栄養状態やQOLの低下にもつながることが, 高齢化社会の到来とともに問題となっている2).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
THE BONE2009年7月号(Vol.23 No.3)

高齢化に伴う骨粗鬆症の増加,あるいは小児の骨の脆弱化に伴う骨折の増加などから,近年骨疾患に対する関心がますます高まりつつある。本誌は,骨に関する最新の基礎的および臨床知見を,主として一般の医師および医学生に分かりやすく解説し,骨疾患に対する理解を深めることをねらいとした学術情報誌である。

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