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生活習慣病とAnti-aging Science

第2回 エネルギー代謝の視点から

藤本昌紀横手幸太郎

Anti-aging Science Vol.2 No.1, 73-77, 2010

「はじめに」近年めざましい進歩を遂げつつある老化・寿命の分子メカニズムに関する研究は, エネルギー代謝学研究の流れと融合しようとしている. それらの結果として, ただ単に老化の分子メカニズムの解明から積極的なanti-agingへと研究テーマは移ってきている. 本稿では, 現代人をむしばむ生活習慣病とanti-aging scienceをテーマに, エネルギー代謝(特に褐色脂肪組織)の視点から概説する. 「生活習慣病とは」生活習慣病とは, 1996年に当時の厚生省が「食習慣, 運動習慣, 休養, 喫煙, 飲酒等の生活習慣が, その発症・進行に関与する疾患群」と定義した. そのため広義には, 肺気腫や鬱病, 癌なども含まれるが, 一般的には肥満, 糖尿病, 脂質異常症, 高血圧, 高尿酸血症, そしてそれらを基礎とした動脈硬化症, 心疾患, 脳血管疾患を示すことが多い. ここでは狭義の意味として「生活習慣病」という用語を用いる.

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