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専門医のためのアトラス

GroupⅢ病変

和田了

胃がんperspective Vol.2 No.4, 22-24, 2009

「Group III病変」は, 『胃癌取扱い規約』の版によって, その用語的定義・内容に違いがある. 本稿では, 「Group III病変」として継続的に扱われてきた「腺腫」の組織像を中心に, この「Group III病変」を概説した. 【1 はじめに】 胃生検組織診断分類(Group分類)の基本は, 胃生検内の上皮性病変をGroup I~Vの5つの数字に分類・表記することであり, この方式は当初から, 継続的に採用されてきた. 一方, 『胃癌取扱い規約』の改訂に際して, Group分類が変更されたこともしばしばあったため, Group分類の各数字がもつ定義・内容に関しては, 継続的とは言い難い面もある. 本稿では, 最新の『胃癌取扱い規約』(第13版, 1999年6月発行)に準じた「Group III病変」についてふれた. 上記の点をあらかじめ考慮したうえでご活用いただければ幸いである. 【2 現在のGroup III病変の定義】 『胃癌取扱い規約』(第13版)に掲載されたGroup分類では, 「Group III」は「持続性の病変とみなされる異型性上皮がすべて包含される」, 「生検材料のレベルでは, 細胞異型および構造異型の点において良性悪性境界病変である」とされる.

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