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脳血管病の発症機構とその予防・治療

脳卒中予防における厳格な血圧管理の重要性―EBMと脳血流自動調節能の観点から

黒田淳哉井林雪郎

血管医学 Vol.7 No.2, 45-52, 2006

脳卒中の最大の危険因子は高血圧である. 今日では, 大規模臨床試験により, 一次予防のみならず二次予防にも降圧療法が有効であることが広く受け入れられており, 治療ガイドラインにも反映されている. 一方, 脳血流自動調節能は脳卒中急性期には破綻し, 高血圧患者や脳卒中の既往がある患者では障害されているため, 病期病型に応じて十分な注意のもとに降圧療法を行う必要がある. 降圧薬は, 脳血流自動調節能の改善作用があるものを選択することが重要である. よく用いられてきたCa拮抗薬などに加えて, 最近ではアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)の有用性を示す報告が多くなっている. エビデンスに基づいたきめ細かな血圧管理の実践に心掛けたい.

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