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対談

消化器癌に対する放射線治療の進歩

辻井博彦浅香正博

Frontiers in Gastroenterology Vol.12 No.3, 3-9, 2007

消化器癌に対する放射線治療といえば,これまで食道癌以外に話題に上ることはあまりなかった.しかし,現在重粒子線を使えば,肝臓癌の局所制御率が70%以上で,しかも2回で治療が終了するという.今号の対談では,放射線医学総合研究所重粒子医科学センター長の辻井博彦先生をお迎えし,まず,粒子線治療は従来のX線とどのように違うのかに始まって,陽子線と炭素イオン線の違い,肝臓癌や膵臓癌に対する臨床効果,消化器癌に対する今後の治療の可能性などを,消化器科医のために詳しくご解説いただいた.<放射線治療のこれまでのあゆみ> 浅香 消化器癌は,食道癌を除くと放射線治療が有効でないと考えられていたため,これまで本誌の対談でも放射線治療をテーマにしたことがありませんでした.そこで本日は放射線医学総合研究所重粒子医科学センター長の辻井博彦先生に,消化器癌に対する放射線治療の進歩について教えていただきたいと思います.辻井先生は,日本の放射線治療の第一人者として世界的にも有名な先生です.それでは辻井先生,まず簡単な自己紹介をお願いできますでしょうか.

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