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脳卒中外科の最先端

脳動脈瘤塞栓術

荒川秀樹村山雄一

脳と循環 Vol.13 No.1, 37-40, 2008

脳動脈瘤塞栓術はGDCの出現により, ここ15年ほどで急速に発展してきた. 従来の開頭クリッピング術と比較して低侵襲である点がメリットであるが, 術後にcoil compactionなどにより, 再開通をきたすことがある. このデメリットを克服するために, コイルの改良や頭蓋内ステントの開発などが行われている. 本稿では, 脳動脈瘤塞栓術の現状と今後の展望について述べる. 「はじめに」脳動脈瘤に対する脳血管内治療は, 離脱式コイルの出現によって, その安全性と有効性が注目されて大きく進歩した. 当初は開頭手術の困難な症例や全身状態の不良な症例を対象に行われてきたが, 現在ではそれに留まらず, 適応は広がりつつある. この要因として, 以前は脳血管内治療が困難であった症例が, 診断機器や治療材料の進歩により治療可能となったことがあげられる. 塞栓材料 血管内治療の黎明期には, 自作のdetachable balloonによる母血管閉塞から始まり, 瘤内のバルーン塞栓術へと進化した.

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