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脳卒中外科の最先端

頸動脈ステント留置術:その現状と展望

吉村紳一岩間亨

脳と循環 Vol.13 No.1, 21-25, 2008

頸動脈ステント留置術(carotid artery stenting:CAS)が薬事承認され, 健康保険収載へ向かっている. 頸動脈狭窄症による脳梗塞予防治療としては, エビデンスの確立した内膜剥離術がスタンダードである. しかしわが国では種々の要因から米国ほど施行されておらず, 低侵襲なCASに期待がかかっている. またCASは脳塞栓などの合併症率が高いとされてきたが, 器具の改良により治療成績が向上しつつある. わが国では今回の承認を契機にCASが頸動脈狭窄症治療の主流となる可能性が高いが, 今一度その適応などについて再確認すべきと思われるため, 本稿で紹介する. 「はじめに」頸動脈ステント留置術(carotid artery stenting:CAS)が薬事承認された. 今春には健康保険収載されると予想される, 昨今の学会においてもCASに関する質疑応答が非常に多く, 臨床現場での期待の大きさが伺われる. 実際にはすでに多くの施設でこの治療が行われているようであるが, 未承認治療であるため限定した症例にやむを得ず行うというスタンスのはずである.

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