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鏡視下手術―手術侵襲評価と周術期管理―

大腸切除術の侵襲評価と周術期管理

奥田準二西口完二田中慶太朗近藤圭策加藤哲也茅野新谷川允彦

Surgery Frontier Vol.15 No.1, 40-45, 2008

「Summary」腹腔鏡下手術は開腹手術と比較して低侵襲で整容性に優れているとされ, 手術器機・器具の開発や手技の向上ともに胆嚢に続いて大腸にも導入する施設が増加している. ただし現時点では, 炎症性サイトカインや免疫反応などからみた腹腔鏡下大腸手術の低侵襲性の客観的な評価はいまだ十分ではなく, さらなる検討が必要である. しかし, 腹腔鏡下手術は開腹手術と比べ, 創が小さくて分散しているため, 美容上の利点に加えて疼痛の軽減, 鎮痛剤使用の減少, 腸管蠕動・呼吸機能の回復および在院日数の短縮など, 身体に優しい低侵襲手術として数多くのメリットが報告されている. そのメリットを生かすには, 的確で無駄のない周術期管理を組み込んだクリニカルパスをアップデートしつつ, 安全で質の高い腹腔鏡下大腸手術を目指すチーム医療の展開が必要不可欠と考えている. 「はじめに」腹腔鏡下手術は従来の開腹手術と比較して低侵襲で整容性に優れているとされ, 手術器機・器具の開発や手技の向上ともに胆嚢に続いて大腸(主に大腸癌)にも導入する施設が増加している.

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