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鏡視下手術―手術侵襲評価と周術期管理―

胃切除術の侵襲評価と周術期管理

比企直樹福永哲山口俊晴徳永正則大山繁和瀬戸泰之黒柳洋弥大矢雅敏上野雅資山本順司関誠武藤徹一郎

Surgery Frontier Vol.15 No.1, 32-39, 2008

「Summary」LADGの利点として低侵襲があげられるが, 低侵襲性を決定付ける因子が何であるかなど, メカニズムを含め明らかでない点が多い. 開腹創の縮小, 空気暴露の少なさ, 臓器の乾燥防止などがLADGの低侵襲性を司る因子であるといわれるが, これらに加えて腸管manipulationの少なさもLADGにおける低侵襲性を決定付ける重要な因子であることをわれわれは示してきた. また, これらの因子を理解して手術を行うことで, 低侵襲性を保ったままLADGを施行できることが示唆される. 「はじめに」北野らが1991年に胃癌に対する低侵襲手術である腹腔鏡補助下胃切除(laparoscopically assisted distal gastrectomy:LADG)を世界に先駆けて行って以来1), わが国でもLADGは急速に普及し, 内視鏡外科学会による2005年度の第8回アンケート調査の結果2)では, 年間約2,062例ものLADGが施行されており, その普及は拡大している.

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