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侵襲をめぐるQ&A

(増殖因子)Q 表皮細胞増殖因子(epidermal growth factor:EGF)とその受容体群について教えて下さい

相馬大介北山丈二名川弘一

Surgery Frontier Vol.14 No.2, 99-101, 2007

A 表皮細胞増殖因子(EGF)とは 表皮細胞増殖因子(epidermal growth factor:EGF)は, 顎下腺抽出物から新生マウスの眼瞼の開裂と切歯の発生を促進するペプチドとして1962年に同定されたが1), 後に上皮系細胞や間葉系細胞を含む広範囲の細胞に対し, 強い増殖活性を有することが証明された. 1980年には, EGFの受容体(epidermal growth factor receptor:EGFR)がチロシンキナーゼ活性をもつことが明かになり, 細胞内シグナル伝達に重要な役割を果たすことが示唆された2). また, 1984年には, EGFR遺伝子cDNAがクローニングされ, ウイルスの癌遺伝子産物であるv-erbBがEGFRに由来することが明らかとなった3). これまでにEGFファミリーのメンバーとして, EGFの他, transforming growth factor-α(TGF-α). amphiregulin, heparin-binding EGF-like growth factor(HB-EGF), b-cellulin. epiregulin, neuregulin-1, neuregulin-2, neuregulin-3, neuregulin-4など10種類ほどが同定されている.

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