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肝不全の各種病態と新しい治療の視点

劇症肝炎・肝不全の肝移植の適応と外科的禁忌―外科の立場から―

松井郁一菅原寧彦幕内雅敏

Surgery Frontier Vol.14 No.2, 32-36, 2007

劇症肝炎に対する生体肝移植治療の有用性はすでに確立されている一方, 移植を回避できる症例と移植が必要な症例を見極めることは重要である. 今回, 移植適応・非適応条件, 患者の紹介があってからの実際の流れ, ドナー候補の検査項目およびレシピエントの術前管理などを概説し, 当科に紹介があったが移植にならなかった患者の転帰を供覧する. 脳死患者からの臓器提供でまかなえれば理想であるが, 現実的には生体ドナーに頼らざるを得ないのが実情である. そのなかで, 劇症肝炎という最も緊急度・優先度の高い疾患のひとつである肝不全の患者を担当した場合, 初診医, 三次救急医, 移植施設医のいずれもが迅速な対応に最善を尽くしたうえで, 治療を遂行していくことが求められると考える.

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