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What's New in SURGERY FRONTIER

第50回癌免疫療法におけるアジュバントの新知見 IL-21

古川順也原勲藤澤正人

Surgery Frontier Vol.13 No.3, 60-63, 2006

はじめに 癌免疫療法の一分野としてのサイトカイン療法はインターフェロンやインターロイキンー2(interleukin-2:IL-2)の発見とともに急速な発展を遂げてきた分野である. 腎細胞癌に対するIL-2の臨床応用は確立したものではあるが, その治療成績はまだ満足すべきものではない. その後, IL-12, IL-15およびIL-18などを用いたサイトカイン療法が検討されているが, その抗腫瘍効果や副作用の面からIL-2を凌駕するほどの効果は得られていないのが現状である. そのなかでIL-21は最も新しく同定されたIL-2サイトカインファミリーであり1)2)現在までにさまざまな生理活性が明らかとなっている. なかでも強力な腫瘍特異的細胞傷害性T細胞(cytotoxic T lymphocyte:CTL)の分化誘導やNK細胞の細胞傷害活性を増加させることが知られており, 癌に対する新たな治療薬として期待されている.

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