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前立腺癌

第22回 ゾメタ®による治療

神谷直人鈴木啓悦川村幸治今本敬市川智彦

排尿障害プラクティス Vol.17 No.4, 65-71, 2009

「はじめに」リンパ節や骨などに転移した進行前立腺癌に対しては, アンドロゲン除去による内分泌療法が治療の主体である. また, 限局性前立腺癌においても, 高齢者や合併症の多い症例および根治療法後に再発した症例などに対して内分泌療法は, 広く行われている. 局所進行前立腺癌では, adjuvantもしくはneoadjuvant療法として内分泌療法が行われることが多い. 一方, アンドロゲン除去療法により骨粗鬆症や骨量減少に伴う脆弱性骨折などのリスクを上昇させることが示されている. また, 前立腺癌の転移部位は70%以上が骨であり, そのほとんどにおいて造骨性病変を示す. 骨転移に関連した骨痛・病的骨折・神経圧迫症状などの骨関連事象(SRE)は, 患者のQOLを著しく低下させるだけでなく, 予後不良因子となる. また, 骨転移によるSREを来した症例では, SREに対する治療(放射線治療・外科的治療, 薬物治療)としてSREを有さない症例に比較して治療費も倍増する.

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