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第31回日本栄養アセスメント研究会発表演題より

栄養不良糖尿病患者での胃瘻栄養における複数栄養剤の組み合わせと半固形化栄養剤の有用性について

川口美喜子藤井晴美森山祐子端本洋子成相由紀子角亜沙子足立経一

栄養-評価と治療 Vol.25 No.6, 51-54, 2008

近年の経腸栄養剤の開発および発展はめざましく, 数多くの種類が販売されており, 個々の栄養剤の特徴を正確に把握し, 治療に効果的に使用することが望まれる. 今回, 低栄養状態の高齢糖尿病患者において, 合併する病態に応じて複数の液体栄養剤の混用と経胃瘻的な半固形化栄養剤の投与が栄養状態改善と血糖コントロールに有効であった4症例を, 合併した疾患と組み合わせた栄養剤について文献的考察を加えて報告する. 「I はじめに」脳血管障害を発症した高齢者は認知症や嚥下障害を伴うため, 栄養状態は短期間で容易に不良となる. このような脳血管障害により経口摂取が困難となった患者の長期にわたる経腸栄養には, 経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy;PEG)が行われている. しかしながら, 糖尿病を合併した患者における液体栄養剤による栄養管理時には, 血糖コントロールが困難となる症例も多い. また, 高齢者では多くの合併疾患を有する例も多く, 単一の栄養剤の投与では良好な栄養管理が行えない症例も散見される.

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