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第30回日本栄養アセスメント研究会発表演題より

デイケア(サービス)利用と上腕筋面積との関連:the Nagoya Longitudinal Study of Frail Elderly(NLS-FE)より

榎裕美平川仁尚井澤幸子岩田充永長谷川潤井口昭久葛谷雅文

栄養-評価と治療 Vol.24 No.6, 54-58, 2007

訪問看護サービスを利用している在宅要介護高齢者952名(80.4±7.9歳)を対象に, デイケア(サービス)の利用頻度と上腕筋面積(AMA)との関連について検討した. 交絡因子調整後, デイケア(サービス)の週2回以上利用者を対照群とした場合, 未利用者では筋肉量が低下するオッズ比が1.84倍高く, デイケア(サービス)の利用と筋肉量維持との関連が示唆された. I 緒言 高齢者の低栄養状態はわが国においても高頻度に観察され1)2), これらは日常生活活動(activities of daily living;ADL)や生活の質(quality of life;QOL)を低下させ, 予後をも悪化させる主要な要因であることが報告されている3)-6). われわれは, 在宅高齢者を対象とした大規模コホート研究であるthe Nagoya Longitudinal Study of Frail Elderly(NLS-FE)7)8)において, 在宅要介護高齢者の身体計測指標を調査し, 日本人のリファレンスデータである日本人の新身体計測基準値(JARD2001)9)と比較をしたところ, body mass index(BMI)は比較的保たれているが, 体脂肪量を反映する上腕三頭筋皮下脂肪厚(triceps skinfold thickness;TSF)は高値を, 筋肉量を反映する上腕筋面積(arm muscle area;AMA)は, 男女ともに著明に低値を示したことを報告している10).

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