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動脈硬化の危険因子―治療基準と方法―

禁煙と動脈硬化

―禁煙の方法と効果―

石川崇広横手幸太郎

The Lipid Vol.19 No.2, 30-36, 2008

[Summary]喫煙は冠動脈疾患をはじめとした動脈硬化性疾患の独立した危険因子であることが, 種々の研究から報告されている. 一方, 禁煙は年齢・性別を問わず冠動脈疾患のリスクを有意に低下させ, 喫煙は動脈硬化性疾患の原因の中で防ぐことができる最大のものであることと考えられる. 世界各国に準じてわが国でも2005年9月に発表された禁煙ガイドラインより, 具体的な禁煙指導の方法として「5Aアプローチ」が提案された. 喫煙は個人の嗜好でなく“喫煙病(依存症+喫煙関連疾患)”であると捉えることができ, よって日常の外来診療の場で積極的に禁煙指導を行っていくことが, 必要かつ重要なことと考えられる. はじめに―喫煙のリスクと禁煙の意義― 動脈硬化性疾患, ことに心筋梗塞を中心とした心血管系疾患と, 脳梗塞・脳出血を中心とした脳血管障害による死亡は日本人の死因統計上がんと並んで大きな位置を占め, 死因の30%に及んでいる.

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