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食後高脂血症の新しい捉え方

食後高脂血症の治療

―食事療法―

岸本良美田口千恵近藤和雄

The Lipid Vol.18 No.4, 60-64, 2007

動脈硬化の発症には,さまざまな危険因子(高脂血症,高血圧,糖尿病,肥満など)が関与している.高脂血症の中でも,高トリグリセリド血症は高コレステロール血症と比べて,独立した危険因子としての特性は弱いと考えられていた.しかし,トリグリセリドを豊富に含むリポ蛋白(レムナント)が動脈硬化を惹起することが次第に明らかとなり,高トリグリセリド血症のみならず,食後に中性脂肪が増加する食後高脂血症も動脈硬化危険因子として注目を集めている.食後高脂血症の改善には,基本的に食事摂取後の脂質代謝の是正を目指した食環境の改善が重要である.エネルギー制限,アルコール,果糖の摂取制限に加えて,脂肪酸の種類を考慮することや食物繊維,ポリフェノールの積極的な摂取を心がけることも重要である.

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