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食後高脂血症の新しい捉え方

レムナントリポ蛋白の動脈硬化発症機序

中嶋克行小林淳二

The Lipid Vol.18 No.4, 47-54, 2007

動脈硬化発症ならびに進展にかかわる最も重要なリポ蛋白として,従来考えられてきた酸化LDL以外に,血中に存在するレムナントリポ蛋白が,酸化LDL受容体としてわが国で発見された血管内皮細胞LOX-1を介して,動脈硬化発症に直接関与している可能性が見い出されてきた.血管内皮細胞の障害にはじまる動脈硬化発症をめぐって,レムナントと酸化LDLのどちらが直接の原因であるか,レムナントの単離,ならび血中測定法の開発を通じて明らかになったレムナントの性状を酸化LDLと比較し,レムナントリポ蛋白動脈硬化原因説を提唱する.酸化LDLは動脈硬化の原因ではなく,むしろ進展に伴う結果であるという新しいパラダイムを展開した.

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