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再びコレステロールを考える

メタボリックシンドロームとコレステロール代謝異常

山田信博

The Lipid Vol.18 No.3, 64-69, 2007

食習慣の欧米化や運動量の低下とともに体内のエネルギー収支は消費よりも蓄積にバランスが大きく傾いている. 肥満や運動不足に代表されるエネルギー蓄積病態は末梢におけるインスリン感受性の低下, すなわちインスリン抵抗性を招き, 脂質代謝異常のみならず糖代謝異常, 高血圧の原因となっている. 高脂血症, 高血圧, 糖尿病, 肥満はその原因が共通して現代の生活習慣であることから重なりやすく, 重なることによって心血管事故や糖尿病を起こしやすい重症な病態(メタボリックシンドローム)を形成する. 高脂血症, 特に高中性脂肪血症の質的異常はレムナントおよびsmall dense LDLの増加である.

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