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虚血性心疾患のリスクファクター

プラークラプチャーの危険因子 トリガーとしての炎症反応(CRPの関与も含めて)

島田和典代田浩之

The Lipid Vol.17 No.3, 51-56, 2006

多くの基礎的, 臨床的, および疫学的研究は, 動脈硬化症の発症や進展に炎症が深く関与していることを明らかにした. 特に急性冠症候群の約3分の2を占める不安定プラークの破綻には, 責任冠動脈部位のみならず全身性の炎症反応が関与している. 炎症には, 血管内皮細胞や血管平滑筋細胞といった動脈壁構成細胞群も関与するが, マクロファージやリンパ球等の免疫応答細胞群の役割も重要である. また, 急性反応性蛋白の代表であるCRPは, プラーク破綻の高リスク群を層別化するマーカーとして期待されている. さらに, 動脈硬化治療に広く用いられているスタチンをはじめ, 種々の薬剤や運動療法が抗炎症作用を有することが明らかになってきた.

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