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肝の脂質代謝異常の臨床―最新の知見―

NASH(非アルコール性脂肪肝炎)の臨床

西原利治小野正文大西三朗

The Lipid Vol.17 No.2, 39-43, 2006

NASH(非アルコール性脂肪肝炎, nonalcoholic steatohepatitis)はLudwigらにより1980年に提唱された新しい症候群で, ウイルス性肝疾患, 自己免疫性肝疾患, 既知の先天性代謝性肝疾患が除外された原因不明の慢性進行性肝疾患である. 肝組織像では高度の脂肪肝に, 肝細胞の壊死, 炎症細胞浸潤, 線維化所見を伴い, 肝細胞の風船様変性やMallory体などアルコール性肝炎と酷似する特徴的変化が観察される. 肥満やインスリン抵抗性といったメタボリックシンドロームに共通する疾患背景を有するNASHは, メタボリックシンドロームの肝臓における表現型とみなされている.

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