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前立腺癌;診断と治療の新展開

特集にあたって

堀江重郎

Pharma Medica Vol.26 No.8, 9, 2008

前立腺癌は欧米では男性の6人に1人が罹患し, また癌死亡者の1割を占める頻度が高い癌であり, この10年間分子生物学, 診断, 治療, 疫学の各分野で精力的な研究が世界中で行われてきている. 日本人はかつて世界のなかでも最も前立腺癌の罹患率が低かったが, 現在では最も増加している癌となり, 1985年から2015年までの30年で罹患者は5倍に増えると予想されている. この前立腺癌の世界的な「流行」の原因としては, 長寿化と腫瘍マーカーPSAの普及によることが大きい. 実際PSAは現在ある腫瘍マーカーのうちでも最も鋭敏に治療効果を反映し, またスクリーニングにも有用であるが, 一方癌死に直結しない小さな癌も多くみつかるようになり, 侵襲的な治療を行うことの妥当性や網羅的な対策型検診の是非も問われるようになってきている. この特集では, 前立腺癌の診断と治療における新展開を, 各方面の専門家にご寄稿いただいた.

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