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肝癌up to date

診断 発癌予防

西口修平康典利

Pharma Medica Vol.25 No.6, 25-28, 2007

「はじめに」慢性肝疾患では, 炎症の長期持続によって慢性肝炎から肝硬変に至り, 発癌のポテンシャルは徐々に高まっていく. 肝炎ウイルスの種類により自然経過は異なり, B型慢性肝疾患では自然経過のなかで炎症が終息する症例が多くみられるが, C型慢性肝疾患ではまれである. このため, 生涯における発癌リスクはHBVよりHCV感染者のほうが高い. さらに, 肝発癌に影響する因子として, 男性, 高齢, 肝の炎症や線維化, 糖尿病や脂肪肝の合併, 鉄沈着などが注目されている. しかし, 性別や年齢を除けば, 治療により介入できる要因であり, 肝発癌抑制のためにはこれらのリスク因子すべてに対する総合的な対策が求められる. 本稿では発癌抑制を念頭において, 栄養療法と原因療法である抗ウイルス薬やインターフェロン(IFN)治療の意義について述べたい.

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