Topics of HCC
超高齢肝細胞癌患者に対する治療法の選択と予後―後期高齢者との比較検討―
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- 掲載誌
- The Liver Cancer Journal Vol.5 No.4 52-56, 2013
- 著者名
- 多田俊史 / 熊田 卓 / 豊田秀徳
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- The Liver Cancer Journal
[はじめに] わが国は平均寿命, 高齢者数, 高齢化のスピードという3点において, 世界一の高齢化社会となっている. わが国の高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)は1997年に14.5%であり, いわゆる高齢社会となり, さらに2007年には21.5%となり超高齢社会となった. 特に同年には75歳以上の高齢者の割合が10%を超えたことが報告されている1). 高齢者の増加に伴い, 高齢者医療への需要はますます高まってきている. しかし, 高齢者に対する医療提供は医療従事者にとって難しいものになっている. その原因としては, 加齢に伴う生理的な変化によって疾患の現れ方も治療に対する反応も若年者とは異なること, 複数の慢性疾患をもっていること, それに伴い薬剤数が増え相互作用や薬物有害事象が起こりやすいこと, 高齢者を対象とした診療ガイドラインが十分に確立されていないこと, さらに若年者に対する診療ガイドラインの適用により必ずしも良好な結果が得られないことなどが挙げられる2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
