日本肝がん分子標的治療研究会
第8回優秀演題論文集 Session6 TACE不応の定義とソラフェニブ治療導入時期について
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- 掲載誌
- The Liver Cancer Journal Vol.5 No.4 74-75, 2013
- 著者名
- 小林 智 / 森本学 / 上野誠 / 入江邦泰 / 合田賢弘 / 大川伸一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 感染症 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- The Liver Cancer Journal
[背景] 近年のソラフェニブをはじめとした分子標的薬の登場は, 肝動脈化学塞栓療法(以下, TACE)を含む肝癌局所療法後のセカンドライン治療としての位置づけを確立しつつある. そのTACE不応基準の1つとして, 『肝癌診療マニュアル(第2版)』では「TACE後のリピオドール沈着50%以下」であること, すなわち直接効果判定においてTE2あるいは1であることが, 2回続くことが提唱されている. しかし, TACEを2回行う間に, TACEそのものの影響や経時的変化として肝機能が低下し, ソラフェニブ治療の機会を逸する可能性も考えられるため, TACEからの切り替えタイミング(TACE不応)については議論の余地があると考える. [対象と方法] 2009年5月~2012年12月に当院でTACEを施行された239例のうち, 1回目のTACE約1ヵ月後のダイナミックCTによる直接効果判定がTE2またはTE1であり, 2回目のTACEを行った44例66件を対象とした.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
