Around Hematological Malignancies
次世代DNAシーケンサー
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- 掲載誌
- Trends in Hematological Malignancies Vol.2 No.1 40-41, 2010
- 著者名
- 林﨑良英
- 記事体裁
- 連載 / 全文記事
- 疾患領域
- 血液 / 癌
- 診療科目
- 血液内科
- 媒体
- Trends in Hematological Malignancies
「次世代シーケンサーとは」30億塩基のヒトゲノムを解読するのに, シーケンス能力と計算機の能力を駆使したいわば「パワープレー」が有利であるということが研究者に浸透した背景には, Celera社のヒトゲノム解読への参入があった. 当時, BAC整列化クローンを主体にシーケンスを進めていた国際コンソーシアムに対して, Celera社は96サンプルを同時処理可能なキャピラリーシーケンサーを販売していたApplied Biosystems社を買収し, そのシーケンス能力と莫大な計算機能力を駆使した全ゲノム・ショットガン法で一気にゲノム・ドラフトを決定したのである. 米国ではポストゲノム研究のあり方が国家レベルで議論され, トランスクリプトームやエピゲノミクスと並んで, 個人のゲノムを解析することにより, 疾病の罹りやすさや個人差の遺伝的背景に迫ろうという次の波が起こった. これを達成するには, 当然のことながらたった1人のゲノムを解読するのに膨大な予算と時間, 労力をかけていては立ちゆかない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
