臨床試験紹介
StageⅢの治癒切除胃がんに対する術後補助化学療法としてのS-1+ドセタキセル併用療法とS-1単独療法のランダム化比較第Ⅲ相試験(JACCRO GC-07:START-2)
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- 掲載誌
- 胃がんperspective Vol.11 No.2 58-62, 2020
- 著者名
- 吉田 和弘
- 記事体裁
- 抄録 / 連載
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器外科 / 腫瘍内科 / 消化器内科
- 媒体
- 胃がんperspective
根治切除後のpStageⅡ/Ⅲ胃癌に対し,従来実施されてきた術後補助化学療法は効果十分とはいえなかった。本邦で実施されたランダム化第Ⅲ相試験(JACCRO GC-07)により,S-1単独療法と比較してS-1+ドセタキセル併用療法の優越性,とりわけ主要評価項目である3年RFSが有意な差を認めた意義は大きい。これを受けて,日本胃癌学会は胃癌治療ガイドラインの速報版として「JACCRO GC-07(START-2)試験に関するガイドライン委員会のコメント」を公開し,「D2リンパ節郭清を伴うR0切除後のpStageⅢ胃癌に対する術後補助化学療法として,S-1+ドセタキセル療法を推奨する」との見解を示した。今後のさらなる検討が待たれる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
