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M-Review

Q&Aで綴るレジデント・ノート―専門医がわかりやすく解説―

No.38 Question 平成24年4月から高額療養費制度が変わり, 外来での一時負担も少なくて済むようになったと聞きました. どのように制度が変わったのでしょうか. 必要な手続きは?

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掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.5 No.4 86-89, 2012
著者名
高田由香
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
大腸癌FRONTIER

「Answer」外来での窓口負担が所得に応じた自己負担限度額までになりました. そのことで経済的負担に妨げられることなく, 治療選択の意思決定が行えるようになりました. 治療前に加入する健康保険の保険者に「限度額適用認定証」の交付申請を行います. 「がん治療と費用の関係」大腸癌の罹患者数は年々増加しています. 早期に発見すれば手術・内視鏡あるいは手術ロボットを使用した手術が行われ, 切除不能と判断された転移・再発大腸癌に対しては化学療法が行われています. 治療の内容によって支払うべき医療費は異なりますが, 手術などの入院を伴う治療でも, 昨今は入院期間が短縮化されているため費用負担は少なくなっています. そのかわり放射線治療や抗がん剤治療は, 通院治療に移行してきたため, 外来で1回に支払う費用負担は高くなる傾向があるといえます. 転移・再発大腸癌では新規薬剤である分子標的薬の登場により治療成績が向上し, ここ数年で急激な進歩を遂げている一方で, 高額な医療費負担が課題となっていました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

大腸癌FRONTIER2012年12月号(Vol.5 No.4)

大腸癌の診断・治療に携わる外科・内科・内視鏡・放射線・病理等の医師を対象とし,大腸癌を外科医や内科医のみの視点でなく,総合的な観点から検討された情報を発信し,診断や治療の進歩のみならず,分子生物学,遺伝子,病理,などを含めて,基礎研究から臨床への橋渡しを行い,さらには,海外の基礎研究・臨床のトピックスを同時並行的に伝えるべく,国際的な視点をもった雑誌を目指しています。

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【特集 大腸癌の組織発生・発育進展を再考する】