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【特集 大腸癌の組織発生・発育進展を再考する】
SSA/Pの形態的定義と癌化

掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.5 No.4 32-36, 2012
著者名
八尾 隆史 / 森本崇 / 村上敬 / 三富 弘之
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」sessile serrated adenoma/polyp (SSA/P)は, 右側大腸に好発し, マイクロサテライト不安定性陽性大腸癌の前駆病変として注目されている. 「SSA/Pは, 明らかな腫瘍性とは判定できない鋸歯状病変で, (1)陰窩の拡張, (2)陰窩の不規則分岐, (3)陰窩底部の水平方向への変形(逆T字・L字型陰窩の出現)のうち2因子以上を, 病変の10%以上の領域に認めるもの」という組織診断基準が大腸癌研究会のプロジェクト研究から提案されている. SSA/Pは組織形態的には腫瘍とは判定できないが, 高率にBRAF遺伝子変異を認めることより, 腫瘍性病変と考えられているが, その癌化の危険性の程度と臨床的取扱いについてはいまだ未解決の問題が多い. SSA/Pの癌化例は, 右側結腸に多く, 粘膜内では鋸歯状や管状構造を有する高分化腺癌が主体であるが, 浸潤部では粘液癌や低分化腺癌成分へ進展することが多く, 悪性度が高く進行が早いと推測され, SSA/Pの臨床的取扱いには注意が必要と思われる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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