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M-Review

【特集 大腸癌の組織発生・発育進展を再考する】

種々のポリポーシスの癌化と臨床

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掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.5 No.4 70-73, 2012
著者名
前畠裕司 / 平橋美奈子 / 松本主之
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」消化管ポリポーシスは悪性腫瘍の高危険群である. 大腸腺腫症では若年時より大腸全域に腺腫が発生し放置すれば高率に癌化するため, 予防的大腸全摘術が行われる. また, 上部消化管癌, 甲状腺癌, 子宮体癌, デスモイド腫瘍なども発生する. 一方, 過誤腫性ポリポーシスでは過誤腫内に腺腫成分が生じて癌化することがあり, 大型のポリープは内視鏡的に切除する. 大腸以外にも, Peutz-Jeghers症候群では小腸癌, 膵癌, 婦人科領域の癌, 肺癌などが, 若年性ポリポーシスでは胃癌が発生する. Cowden病では消化管癌は少ないが, 乳癌や甲状腺癌が高率に出現する. また, Cronkhite-Canada症候群では大腸腺腫や大腸癌をしばしば合併し, ステロイド治療後に腫瘍が顕在化することもある. 過形成性ポリポーシスでは鋸歯状病変から大腸癌が高率に発生するため, 内視鏡的切除や予防的大腸切除術が推奨されている.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

大腸癌FRONTIER2012年12月号(Vol.5 No.4)

大腸癌の診断・治療に携わる外科・内科・内視鏡・放射線・病理等の医師を対象とし,大腸癌を外科医や内科医のみの視点でなく,総合的な観点から検討された情報を発信し,診断や治療の進歩のみならず,分子生物学,遺伝子,病理,などを含めて,基礎研究から臨床への橋渡しを行い,さらには,海外の基礎研究・臨床のトピックスを同時並行的に伝えるべく,国際的な視点をもった雑誌を目指しています。

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