CKDとESA―再評価の時代―
(座談会)CKDとESA―腎性貧血治療の現状と課題―
TREAT試験に焦点をあてて
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.9 No.4 12-21, 2010
- 著者名
- 秋葉 隆 / 栗山哲 / 塚本雄介 / 衣笠えり子
- 記事体裁
- 特集 / 座談会・対談 / 全文記事
- 疾患領域
- 腎臓
- 診療科目
- 腎臓内科
- 媒体
- Nephrology Frontier
慢性腎臓病(CKD)患者は腎機能の低下による腎性貧血に悩まされ, 輸血に頼ってヘモクロマトーシスを引き起こしてしまうという時代もあったが, ESA(erythropoiesis stimulating agent, 赤血球造血刺激因子製剤)の登場によってそのような状況は改善された. ESAは腎臓医にとって腎性貧血治療の重要な薬剤となっている. しかし, 20年の経過のなかで様々な臨床試験が実施され, ESAの有効性が再評価されている. 今号ではエキスパートの先生方にお集まり頂き, ESAの有用性の現状と課題についてディスカッションして頂いた. 「I ESA登場後20年の歩みにおける大規模試験の影響」秋葉(司会)―ESA登場後の20年の歩みのなかで, ヘモグロビン(Hb)目標値を明確にするために様々な試験が実施されましたが, 期待されたような結果は得られていません. 透析患者を対象にヘマトクリット(Ht)値を正常化するNHS(Normal hematocrit study)1)の結果が示され, 心不全患者に対してはHt値を上げ過ぎてはいけないということが, 治療上の大きなリコメンデーションとされてきました.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
