画像診断―イメージングアプローチ
移植腎に対する造影超音波イメージング―葉間動脈―髄質外層血管通過時間定量の試み―
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.9 No.4 51-54, 2010
- 著者名
- 山本徳則 / 舟橋康人 / 服部良平
- 記事体裁
- 連載 / 全文記事
- 疾患領域
- 腎臓 / 再生医療
- 診療科目
- 腎臓内科 / 泌尿器科 / 放射線科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「はじめに」腎臓は生体臓器のVital organのうち最も血管密度が高く, 毛細血管レベルの微小循環は腎臓のあらゆる疾患の原因またはその結果として深くかかわっている. 前回は, 腎腫瘍の微小血管血流特性を造影超音波検査で定量し, 良性悪性の臨床応用について述べた1)2). 今回は, 腎微小血管の血流特性を解析して移植腎機能について解析を試みる. 生体腎移植症例は移植腎血管吻合直後には初尿が確認されるのに対し, 心停止ドナーからの献腎移植症例においては急性尿細管壊死(ATN)のため, 多くの症例において移植後も血液透析を行い初尿を待つが, 初尿が出ない無尿の時期が長期継続すると移植医は苦慮する. そこで, ATN期間中に移植腎機能を評価する方法として, ドップラーエコー, 腎シンチ, MRIなどが行われているが, 腎臓機能低下の状態で安全に腎微小循環を評価する造影効果の高い薬剤を用いた画像検査は今まで報告されていない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
