CKDとESA―再評価の時代―
我が国の腎性貧血ガイドライン―保存期―
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.9 No.4 30-35, 2010
- 著者名
- 椿原美治
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 腎臓
- 診療科目
- 腎臓内科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「SUMMARY」遺伝子組換えヒトエリスロポエチン(rHuEPO)が市販されて20年を経過し, 欧米各国でガイドラインが作成・改訂されてきた. 我が国でも2004年に血液透析(HD)患者のガイドラインが作成され, 2008年に腹膜透析(PD), 保存期慢性腎臓病(CKD)患者も含めたガイドラインに改訂された. さらに, long-actingな赤血球造血刺激因子製剤(ESA)も使用可能となった. CKD患者に関する我が国のガイドラインの特徴は, 目標Hb値がHD患者と異なるとともに, 心・血管系合併症のハイリスク例の目標値が低く設定されるなど, テーラーメイドな設定となっている. さらに, ESAの適応に糸球体濾過量の縛りが撤廃され, 腎性貧血を“内分泌疾患”と明記し, 血中エリスロポエチン濃度の相対的低下を診断基準に採用している. 「I はじめに」我が国では, 1990年に遺伝子組換えヒトエリスロポエチン(rHuEPO)が市販されて20年を経過した. この間, 欧米各国で腎性貧血治療に関するガイドラインが作成・改訂されてきた(表1)1)-4).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
