腎研究最前線―Up Date Nephrology
腎疾患動物モデル(3)高血圧モデル(3)高血圧自然発症ラット(SHR)―(3)
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.8 No.4 60-63, 2009
- 著者名
- 上原誉志夫
- 記事体裁
- 連載 / 全文記事
- 疾患領域
- 高血圧 / 腎臓
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 神経内科 / 老年科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「はじめに」高血圧研究と中枢性・末梢性交感神経活性との間には切っても切れない密接な関係がある. 交感神経活性の亢進が高血圧の原因とされ, ヒトでの末梢交感神経活動の測定にしのぎを削った時代があった. その後も心臓や腎臓機能調節と交感神経との関係から高血圧の病態生理に迫ろうとする試みや, 血管壁機能と交感神経など様々な臓器器官と交感神経系との関係に多くの労力が費やされてきた. このように, 高血圧成因への交感神経系の役割については否定しようのない事実と考えられる. ところで, 高血圧性血管障害について白血球と血管内皮の炎症性プロセスの役割に対するいくつかの報告が見られる. 血管障害の進展への炎症系のかかわりについては極めて興味のあるところであり, 血管壁と白血球・血小板について研究されてきた. 最近ではこの接着は細胞間の結合にまで拡大され, 内皮細胞間連絡や平滑筋細胞間の情報伝達など, 研究範囲が広がっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
