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M-Review

Influenza座談会

インフルエンザワクチンの現況と今後の展望

(2015年8月10日(月) 於・東京)

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掲載誌
インフルエンザ Vol.17 No.1 7-13, 2016
著者名
齋藤昭彦 / 酒井伸夫 / 柏木 征三郎
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 産婦人科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
インフルエンザ

「現在のインフルエンザワクチンの課題」
柏木(司会):本日は,ワクチンの開発にかかわっておられる酒井伸夫先生と,米国での臨床試験も豊富な小児科の齋藤昭彦先生に,インフルエンザワクチンを巡る諸問題についてお話を伺いたいと思います.まず現行のインフルエンザワクチンは鶏卵培養の不活化ワクチンですが,これは4価になっても変更されないのでしょうか.
酒井:今シーズン国内では,全量4価の鶏卵培養ワクチンが供給される予定となっています.米国では,3価と4価の鶏卵培養ワクチンが併売されていますが,一部細胞培養ワクチンと遺伝子組み換えワクチンも供給される予定となっています(表1).
柏木:鶏卵培養ワクチンは,特にA香港型などでは抗原変異の問題が指摘されています.日本でも鶏卵培養ワクチンから細胞培養ワクチンに変わる可能性はありますか.
酒井:季節性インフルエンザワクチンは,最近では鶏卵培養によっても抗原変異の影響の少ない株が,ワクチン製造株に選定されるようになって来ています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

インフルエンザ2016年1月号(Vol.17 No.1)

「インフルエンザ」に関する情報を必要とするあらゆる領域の一般臨床医,基礎研究者,学生などを読者対象に,ウイルス学の最新の研究成果から,公衆衛生的見地に立った予防対策まで,インフルエンザ領域の情報を継続して提供する。

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