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M-Review

【特集 骨転移病変に対する最新の基礎的知見と臨床マネージメント】

Ⅱ.エビデンスに基づいた骨転移治療戦略 2.骨転移治療の大規模臨床試験によるエビデンス

Treatment of Bone metastases according to evidence from pivotal clinical trials

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掲載誌
Surgery Frontier Vol.22 No.1 46-51, 2015
著者名
河野範男
記事体裁
抄録
疾患領域
骨・関節 / 癌
診療科目
一般外科 / 整形外科 / 泌尿器科 / 血液内科 / 腫瘍内科
媒体
Surgery Frontier

「Summary」骨転移の成立・進展に破骨細胞が重要なかかわりを担っていることより骨転移に特異的な治療戦略,破骨細胞の働きを抑制する薬剤(Bone modifying agent(s):骨修飾薬)ビスホスホネート(BP)とデノスマブ(Dmab)が登場しそれらを用いた臨床試験が行われた。その結果,両薬剤ともに骨転移にともなう痛みおよび骨関連事象(Skeletal related event(s),SRE:病的骨折,放射線治療,外科的治療,高カルシウム血症および脊髄圧迫)と総称される。骨転移にともなう客観的事象の発現を抑制し骨転移症例のQOL維持に大いに貢献している。BPの中で最も強力なゾレドロネート(ZOL)は乳癌再発予防薬としても期待されている。ZOLとDmabの直接比較試験ではDmabがZOLに比べ,おおむねSREの発生を抑えているが生存率の向上には至っていない。ガイドラインでは両薬剤はいずれも第一選択薬として同列に記載されている。今後は破骨細胞に対する分子標的薬,特異的な薬剤および内照射剤が開発されておりその効果が期待されている。
「Key Words」Bone metastases,Bone modifying agents,Bisphosphonate,Denosumab

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Surgery Frontier2015年3月号(Vol.22 No.1)

外科的治療をより安全に行うためには,生体への侵襲をできる限り軽減する必要があり,近年この侵襲に関する研究はますます重要視され,飛躍的な進歩を遂げている。本誌は侵襲学およびその周辺の基礎科学の最新の研究成果を速やかに,ビジュアルな誌面構成で提供し,外科臨床におけるその応用の促進をはかる。

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