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第84回感染機構と防御機構 ファゴソーム内殺菌メカニズム
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.22 No.1 62-65, 2015
- 著者名
- 冨岡治明
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 感染症
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Surgery Frontier
「Summary」貪食細胞のファゴソーム内に取り込まれた細菌が,どのようなメカニズムで殺菌され分解されていくのかは興味深い問題であるが,細胞内情報伝達に関する研究の展開に連動して,この分野でも研究の進展が著しい。本稿では,細胞内での生き残り戦略に長けた病原細菌である結核菌を例に取り,この問題について概説した。
「食細胞による細菌の貪食と殺菌エフェクター」好中球やマクロファージ(Mφ)などの食細胞は,細菌表面の特殊な構造やリガンドあるいは表面に結合したオプソニンと,それらに対する細胞側の受容体との間に架橋を形成し,それを足がかりに微小突起で細菌を取り込み,細胞膜が融合して形成されるファゴソーム内に細菌を取り入れたかたちで細胞内に貪食する1)。ファゴソーム内に取り込まれた細菌は,すみやかに酸素依存性と非依存性の殺菌系による攻撃に曝されることになる。
「食細胞による細菌の貪食と殺菌エフェクター」好中球やマクロファージ(Mφ)などの食細胞は,細菌表面の特殊な構造やリガンドあるいは表面に結合したオプソニンと,それらに対する細胞側の受容体との間に架橋を形成し,それを足がかりに微小突起で細菌を取り込み,細胞膜が融合して形成されるファゴソーム内に細菌を取り入れたかたちで細胞内に貪食する1)。ファゴソーム内に取り込まれた細菌は,すみやかに酸素依存性と非依存性の殺菌系による攻撃に曝されることになる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
