【特集 呼吸器疾患の増悪を考える】
Ⅱ COPD (1)増悪時の病態と診断
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- 掲載誌
- THE LUNG perspectives Vol.21 No.3 45-49, 2013
- 著者名
- 川山智隆 / 木下隆 / 松本恵太 / 松永和子 / 星野友昭
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 感染症
- 診療科目
- 呼吸器内科 / 老年科 / 手術・救急
- 媒体
- THE LUNG perspectives
「Summary」COPDの増悪とは, 息切れの増加, 咳や喀痰の増加, 膿性痰の出現, 胸部不快感・違和感の出現あるいは増強などを認め, 安定期の治療の変更あるいは追加が必要となる状態と定義される. 増悪の原因としては, 呼吸器感染症や大気汚染が多いが, 原因が特定できないことも少なくない. 増悪は, 患者の生命予後を悪化させるだけでなく, 健康関連生活の質(HRQOL)の低下, 肺機能の経年低下の加速および経済的負担の増加を強いることになる. また, 増悪は死亡との関連も深く, 将来リスクの軽減のため, 安定期にできるかぎりの増悪予防策を講じるべきである. さらに, 増悪発症時には早期に診断し, その重症度を的確に把握し, 早期に治療介入する必要がある. 「はじめに」慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪(以下, 増悪とする)は, COPD患者で日常的に認められる呼吸困難, 喀痰や咳の増加, 膿性痰の出現, 胸部不快感・違和感の出現あるいは増強などを認める病態をいう1)2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
